| 熊野那智神社(くまのなちじんじゃ)
名取市高舘吉田字舘山8(JR名取駅西方約5km)に鎮座。事解男尊を主神にほか6柱を配祀。
伝説によると養老3年(719年)閖上の一漁夫が海底から神体を得て、高舘山頂に宮社を建て
羽黒大権現として奉仕したという。後、名取の老巫女の熊野三神勧請にあたり、那智の分霊を当山に
合祀し熊野那智神社と改称した。後世伊達家の厚い崇敬を得、社殿の造営や社地の寄進などを受けた。
また付近から発見された多くの供養碑は往時の熊野信仰の盛況を伝えている。
現在は作物・豊漁神として広い信仰範囲を形成している。
なお、社宝の慈仏・銅鏡は国指定の重要文化財となっている。
例祭は旧暦3月15日、夏祭旧暦6月10日。
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懸仏(かけぼとけ)・銅鏡(どうきょう)
懸仏は平安時代の中頃になって
神仏習合の思想が発達すると、
もともと神社にまつわられていた
鏡に、神社の本地仏(ほんちぶつ)を
表現し、信仰の対象としたもので、
本来は御正体(みしょうたい)とよばれ
ていた。
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