名取市の農家の畑をお借りした復興桜苗木の植樹


tomi1場所:宮城県熊野堂のお借りする畑にて
平成24年11月19日(月)

「苗木余ったらいくらでも引き取るよ、畑貸すよ。」先日行われた「2012なとり秋まつり」復興桜宣伝ブースにて、快く畑を貸してくださった、宮城県熊野堂で農家をしている吉田さん。
お言葉に甘えて、畑をお借りし、桜の苗木計16本を植えさせていただくことになりました。

仙台空港近くにあって被災した高校、宮城農業高校の校庭に残っていた桜(カンザン・フゲンソウ・オオシマザクラ)からも、日本花の会の茨城の農場にて、接ぎ木をして苗木が育成されていましたが、同じ名取市内で津波被害を受けた桜なので、今回、なとり復興桜に追加し、こちらの畑で育ててもらうことにしました。

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桜の枝採りからお世話になっている、日本花の会の田中さんと宮城県農業高等学校の尾形さんにもお越しいただき、植え付けのご指導をお願いしました。

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ひとつ問題としては、非常に環境のいいところなため、成長過多になってしまい2年後の植え替えが大変になる可能性があるとのことでした。成長抑制のために麻布で根を包み植えつけたほうがいいとのこと。 打ち合わせの結果、3月初旬に植え付けを行うことになりました。藁をかけた状態で冬を越させます。

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吉田さんの広大な畑には、柿やキウイ、他にも冬野菜が大きく実っていて、復興桜がここですくすく育つ様子を想像するととても嬉しく思いました。

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素晴らしい土地に復興桜の苗木を植えられることに感謝いたします。
今後もよろしくお願いします!

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その後、閖上日和山のビニールハウスで育成中の復興桜の様子を観に向かいました。
田中さんが土の様子を観ると、「土が白くなっている時は水を与えないと乾いてしまいますよ。10日に一度くらいの割合でたっぷり水を与えてください。」さっそく、たっぷり水を与えました。上の写真はまだ水をあげていない土の様子。

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